社会人になってから忙しい時間を削って勉強をしているが、なかなか身につかず苦労している人もも少なくないだろう。少ない時間でも着実に知識を身に着けるためには、勉強のやり方を見直してみよう。
一つ目は「積極的にアウトプットしてみること」だ。机上で勉強する際は論述形式で学んだ概念を説明できるかに挑戦してみたり、模擬講義をしてみたりするなどの方法が想定できる。積極的なアウトプットの応用としてそれとなく普段の会話に学んだ知識を交えてみたり、音読を取り入れてみるなどもよい。
次に「時間を意識すること」である。時間が限られているからこそ、確保できた時間は目の前の勉強だけに費すことで勉強の質の向上につながる。勉強の後に予定があれば、それまでに勉強を終わらせようと集中力が高まることも。自分のスケジュールも活かし方によっては勉強の質の向上につながる。
ほかにもあえて退路を断ってみるのもよいかもしれない。教材代にあえて高いお金をかければ、使ったお金を回収しようという点で勉強するモチベーションにつながることもある。周りに目標と期限までの達成を宣言することでできなければ自分が恥をかくという状況をあえて作り出してみるのも手である。しかし、やりすぎると身を滅ぼしかねないのでほどほどにするのが大切だ。何より、自分が興味を持って楽しんで取り組める学習であることが重要である。楽しんで学習することが社会人が勉強を続けるコツと言えるだろう。